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FPS2004覚え書き9/10分〜その1 



一夜明けて本番の日。スタッフは10時集合。今回は前日にセッティングができたから負担は少なかろうと思ったが、やっぱ朝から大あわて。当日大阪入りのゲストのマシンセッティング(ワイド画面のMacはプロジェクタが対応してくれない場合があって要注意)、昨日できなかった王将のセッティング、式次第の段取りやらに追われる。東京から来た野中さん、丁度セッティングがおわったワコムの新型タブレットに興味を示し、ペンをもって、Flashでなにか描き始める。「おお、野中さんがタブレットで絵を描いてる!」と周辺の人間がびっくりしてよくみると、このひと、手描きでスクリプトを書いてた(笑)OOP、おそるべし....
今回は開始時間が早かったせいか、客入りの立ち上がりが悪い。さらに、開会の辞をお願いしたiMedioのTOMYが会場に現れない。定時の5分前で受け付けを見ると、ちょっとまとまった列になっていたので、10分だけ開始を延ばすことに。TOMYも現れ、FPS、スタート!
まずは恒例のオープニングアニメ、今回はAさくさんに一任、ゲスト提供のキャラクターたちの夢の競演フィルムである。まつかさの挨拶とFPS名物拍手の練習(笑)、TOMYの挨拶のあと、FPSの前日に発表されたばかりで、まだどこでも見ることができないWACOM intuos3 の紹介。まつむらがiSightで手元をうつしながらFlashを操作すると「おおー」とどよめきがあがる。
そのあと、予定通りにファーストセッション、サブリンと森さんのセッションに入る。司会進行は笠居さんにまかせて、まつむらは楽屋へ。受付の様子をみたり、ゲストと挨拶やら打ち合わせやらしたあと、おそい昼食(和風弁当)。楽屋で聞く森さんのしゃべりは癒される(笑)
ステージをのぞいたら、サブリンのプレゼンの終わりの方。結局、ファーストセッションはほとんど見れなかった。
休憩時間にいろんな人とちょっと挨拶しつつ、次の段取り。なんせ休憩時間は10分しかないのだ。セカンドセッションの前にMacromediaさんのプレゼンはTK里君。前回東京ではスピーカーとして参加だったが、今回はメーカープレゼンである。今回も(笑)ネタはビデオでした。次はWAO!さんのプレゼン。当日配布のチラシは笠居さんのはずかしい写真入りである(笑)3社目はアトムショックウェーブさん。コンテスト開催中ということで注目をあつめていた。
ひきつづき、セカンドセッション、秋元きつね&井上雪子vs青池良輔によるアニメパート。進行役はまつむらである。壇上でも言ったけど自主イベントのおもしろさは自分が呼びたい人を呼んで聞きたいことを聞くことにある(笑)。本やネットじゃ見れないことが見れないと、イベントの値打ちがないものねぇ。というわけで、仕事部屋拝見から、絵コンテ、Flashによる創作の秘密などを根ほり葉ほり聞く。ふと自分で気がつくと縁台に肩肘つけてみのもんたなポーズなわし(笑)時間が短くてもっと見たいこと聞きたいことがあったんだけど、かなり面白い話が聞き出せたんじゃないかと思う。AfterEffects、札幌の水崎さんのプレゼン見てから興味を持っているんだが、今回きつねさんのを見ても、ますますほしくなる。
10分の休憩中に大喜利のセッティングを大急ぎで。休憩後はまずはディストームさんのデモをサブリンが。今回の客入れムービーのおいら作ったフライングロゴファイルをひらいて、その内容をまったく無視してデモをつくるサブリン(笑)
Swift3DはまだWin版しかないので、Win機でのデモなのだが、デモにつかったよしだマシンがMacなアピアランスに改造されているので、会場にいた人の多くはMacだと思ったんじゃないかしら。
続いて、ワイノットは黒ねぇのスピーチ。社長自ら大阪にかけつけてくれたのである。3社目はボーンデジタルさんのTABのプレゼン。プレゼンはスライドショー形式だったので、急遽、ワコムさんのプレゼンマシンにインストール(手描きツールなので、ワコムさんも歓迎)、来場者には休憩時間にさわってもらうことに。
プレゼン後、いよいよ、Flash大喜利である。最初は植木くんがFlashでつくったブラウザ上で利用するrssリーダーのプレゼン。ちゃんと未読処理もできるスグレモノである。次はA.e.Suck氏による、オープニングアニメで注目をあつめていたペンギンイラスト(野中さんのトレードマーク)を歩かせる技の披露。資料集め、観察、体感(笑)、作画のTipsと作画の王道を披露。当然、会場は爆笑。3人目はちょんまげら野中の「壮絶!」スクリプト教室。この人がなにがこわいって、スクリプトの説明をまじめにしているだけなのに、会場は爆笑の渦(笑)。本人は「紙切り芸」って言ってるが、どっちかってーと早野凡平の「ほんじゃらった〜♪ナポレオン!」って例の帽子の芸みたい(笑)今後は宇宙最強の芸といわれるレッドスネイクカモンの域にまで到達していただきたいものである(笑)
えーさく、野中と会場が最高潮に達したところでやりにくい次がよしだゆたかのビデオ芸。いや、だからねきみたち、基本的にセミナーなんだから、芸じゃなくていいのに(笑)天然テンパリ芸でまたまた会場は大爆笑である。
さすがに3人お笑い(失礼(笑))が続いたあと、もうちょっと役に立つ技もみたいでしょ、と日高御大がWebページサイズの変化にあわせて自在にレイアウトがリアルタイムで変化するショッピングサイトをデモ。さすが、毎回その緻密さで皆をおどろかす日高さんである。
最後、トリを勤めるのはるじるしさん。スクリーンにるじのイラストが出たとたん、スクリーンからマイナスイオンが吹き出したようなここちよさに会場がつつまれる。シンプルにして完成度の高いインタラクティブこそ、王道。
実はこのメンバーのプレゼン順序は当日まで決めてなくて、パンフレットにあわせてすわってもらった(ちなみにパンフレットの並び方はもんのすごく適当(笑))のだが、ツカミから盛り上がり、しっかりしめてまったり終わり、大正解であった。
さて、あっというまのセミナーパート終了。名残惜しいがひとまずはお開きである。なんせ今回は同じ会場をパーティー会場に模様替えする関係で、強制排出.....(つづく....) 

投稿日時: 月 - 9月 13, 2004 at 09:58 午後     | |   Top