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縁が巡るのには10年サイクル 



ルナパークnew generationを掲載してもらっている楽書館の作家さんである、エンドウノリコさんが亡くなられた。直接も、ネット上でもまったく面識はなかったのだが、ぼくが楽書館に参加する以前から、楽書館の本に掲載されている、独特の線のマンガを楽しんでいたので、びっくりした。ずいぶん長く闘病されていたとのこと。ご冥福をお祈りします。

縁は異なもの味なもの、というけど、今回エンドウさん関連でGoogleで調べていたら、絵風蔵関係の「どどど」さんのリンクページにゆきあたった。お知らせしてみたら、どどどさんはPainterがらみでネット上でのお知り合いだったとのこと。
どどどさんと、ぼくとは、何年か前に大阪であったMacのイベントのあと笠居さんと呑みに行ったとき、はじめてお会いして、そのあと高校の後輩であったのが判明した、というご縁。なんともふしぎなものである。かくいう笠居さんともはじめて会った時には、共通の知人であった海津ヨシノリさん経由であったっけ。

今の学校、成安造形大学に行きだしたのは、その高校の時の先生である、井上直久師のごはからいなのだが、この大学の別の学部に、ぼくの小学生の時に通っていた児童画の先生である、現代美術家の今井祝雄先生(30年ぶりの再開)がおられたのには本当にびっくりした。また、この今井先生との古い友人である、絵の先生ともまた、まったく別の機会に出会ったり。

そういえば、楽書館との再会(大学時代、即売会でよくご一緒していた)も、こやまさんのこぐまんがが縁で20年以上ぶりの再会であった。

縁というのはふしぎなものだ。いまはもう、ここにいない人が、繋いでくれるふしぎさに感謝する。
あせる必要なんかない。SNSなんか必要ない。時が来ればまた出会えるのだ。今は疎遠な人、まだ出会ってない人ともきっと、いつかどこかで。 

投稿日時: 金 - 8月 5, 2005 at 06:11 午前     | |   Top