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ベルヴィル・ランデブー 



映画週間(笑)最後はベルヴィル・ランデブー 。アカデミー賞ノミネートの時に予告編 を見てから気になっていたのだ。いつものシネコンではなくて、梅田ロフトの地下のテアトル梅田へ。映画を見るのにバス、電車を乗り継いで出かけるのもひさしぶり、テアトルはアイアンジャイアントを見たのが最後だったか。あいかわらずせまいー(笑)。
さて映画は予告編どおり、BD(フランスのマンガ)がそのまま動いてる〜♪って感じで素晴らしい。背景もキャラも線がガリガリした感じがいかにもマンガ/イラスト的で新鮮。が、が、お話がわけわからんっ(^_^;)ちゅーか、ええんか、この話で、おい!みたいな(笑)物語もキャラも、まったく観客の感情移入を許さない作りになっているので(何考えてるのかわからんやつしか出てこない(笑))、どうしてもこちらは傍観者になってしまう。さらに文化的なバックボーンが違うので、これは多分、フランス人ならおもしろいんだろうなーと想像はつくけど、わたしにはよくわからんようなシチュエーションがちらほらと。そういう意味で映像は堪能したが、映画全体としてはちょっと乗り切れないところがあった。ミュージカルシーンはすっごくよかったんだけど、もっとたくさんあるのかと思ったら案外少なかったのが残念。背景や乗物、キャラデザインはすばらしい!特に自転車とシトロエン(Hトラックと、異様にボンネットの長い2CVが活躍)、どちらもCGで描かれているんだけど非常によく動いていて気持ちよかった。あと、主人公のおばあちゃんが宮崎監督に似てるなーと思ったが最後、後半もう宮崎監督にしか見えなくて困った(笑) 

投稿日時: 火 - 12月 28, 2004 at 02:13 午前     | |   Top