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the incredibles 



とにかく元気なうちに映画みてしまうのじゃ〜(笑)ということで、えいやっと行ってきました、インクレディブルズ。
正直言って、今までのPIXARのアニメって好きじゃなくて、その不安(は併映の羊の映画で最高潮に達する)と、アイアン・ジャイアント のバード監督作という、不安と期待いりじまった感じで挑んだのだが......バード監督はホンマモンであった!とにかくPIXARっぽくない。もちろんディズニーっぽくもない。バード監督節炸裂である。
コマーシャル的にはファミリーの物語として語られるし、たしかにそれもこの物語の一面だが、実際はそれ以上に、「才能を活かすことと、社会との関わり合い方」という、アイアン・ジャイアントと共通するテーマこそが貫かれている。そこが構造の似ているスパイキッズとはちょっと違うところ。ファミリー映画に陥らず、テーマを貫きながら、超一級のアクションと人間くさいコメディのセンス。映像的にも、かなりリアリティのある絵づくりだったはずなのに、あとから思い浮かぶ脳内の絵は2Dアニメっぽい。それだけキャラ設計がうまくいっている。
気が付いたのは、ニューヨーク8番街の奇跡 (脚本)、アイアン、インクレと、この監督の作品では、クリエイター(アーティスト)の登場人物が重要な役割を担っていること。それぞれが、その時期の監督自身なのかな。しかしPIXAR、こんなもん作っちゃって、あとどうするんだろう....といらぬ心配(笑)
あと、音楽がよかった!UFOのテーマと007のテーマを足して2で割ったようなテーマでガンガン♪ 

投稿日時: 日 - 12月 26, 2004 at 05:06 午前     | |   Top